第43回全国都市緑化フェア in 京都丹波 関連プログラム
里山の知恵と技を、手を動かして学ぶ。
里藝大學は、里の暮らしの豊かさを学び、身につける期間限定の短期講座です。第43回全国都市緑化フェアin京都丹波の亀岡市のメイン会場のひとつ【京都・亀岡保津川公園】を舞台に、9/18〜11/8の開催期間に合わせて、里山の暮らしの知恵と技を身につける学び舎として、毎週末の土日に「里藝大學(さとげいだいがく)」を開講します。
Vol.01「竹・稲藁・土」で、小さな小屋を建てる
日本では古くから「竹」「稲藁」「土」といった地域の資源を活かした循環的な暮らしが営まれてきました。本企画では身の回りにある「竹」「稲藁」「土」といった自然素材を用いて小さな小屋を建てる知恵と技を身につけます。竹でやぐらを組み、稲藁で屋根を葺き、土壁を塗る。古くから大切に紡がれてきた里山の文化を継承し、暮らしの豊かさを学ぶ特別講座です。

竹小屋の基礎を組み、やぐらを立て、屋根の骨組みまで。竹という素材の特性を活かした、しなやかな建築の技を学びます。

稲藁を苫に編み、屋根へと茸き込む。伝統的な茅茸き職人の手仕事から、雨風をしのぐ屋根づくりの知恵を受け継ぎます。

竹小舞を編み、土を塗り重ねて仕上げる。左官の技に触れながら、素材が呼吸する土壁を自らの手でつくりあげます。
竹の建築家、茅茸き職人、左官職人、そして古民家再生の担い手。里山の技を今に受け継ぐ4人の講師が、手仕事の知恵を直接お伝えします。
9月19日から11月8日まで、毎週末 土日に開講します。週末ごとに各テーマの知恵と技を修得していきます。全講座を受講すれば、竹・稲藁・土を使って小屋を建てるすべての技術が身につきます。
また、週末ごとの講座を受講すると「竹の建築」「稲藁の茅葺き」「土壁づくり」など、各テーマに応じた知恵と技が身につきます。全期間の講座をすべて受講することも、週末ごとの講座のみを受講も可能です。
講座時間10:00〜16:00(午前 座学 / 午後 実技)
※講座内容や講座時間は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
竹を組み、藁を茸き、土を塗る。それぞれの素材の性質を理解し、道具の使い方から手仕事の基本までを体で覚えます。
午前の座学では、素材の背景や地域の資源循環など、道具の技術だけでは得られない里山の暮らしの知恵を学びます。
同じ興味を持つ受講生や、地域の生産者・職人との出会い、手を動かしながら生まれる、新しいつながりが一生の宝になります。
小屋づくりは、ゴールではなくはじまり。
竹・稲藁・土という身近な素材を扱う技は、単なる昔ながらの手仕事ではありません。地域の資源を循環させ、自分の手で暮らしをつくる力は、これからの時代にこそ求められる知恵です。里藝大學で学んだ技は、参加した一人ひとりの暮らしの中で、次のかたちへとつながっていきます。
竹を組み、藁を茸き、土を塗る——里山で育まれてきた手仕事は、担い手の減少とともに失われつつあります。里藝大學で職人から直接学んだ技は、受講した一人ひとりの手に残り、家族や地域の仲間へと伝えられていきます。学ぶことが、次の世代へ知恵をつなぐ最初の一歩になります。
地域で採れた竹・藁・土を使ってつくった小屋は、役目を終えればまた土へと還っていきます。石油由来の資材に頼らず、地域の恵みを活かして必要なものをつくり、自然に返す——里藝大學の学びを通して、無理なく続く「素材の循環」を頭ではなく身体で体感することができます。
自然素材を扱い、自分の手で場をつくる力は、小屋づくりだけにとどまりません。日々の暮らしのしつらえ、住まいの手入れ、仕事や地域づくりの現場まで、応用できる場面は数多くあります。ここで得た知恵と技、そして仲間とのつながりは、受講後のさまざまな挑戦へとひろがっていきます。
土から生まれ、土へ還る。
その循環の中に、里の未来がある。
かつて、里の暮らしは自然の恵みとともにありました。山から木や竹を伐り、田から藁を得て、足元の土を壁にする。手に入る素材で、必要なものを自分たちの手でつくる——その営みの中に、里山の豊かさが息づいていました。
里の知恵と技を身につけることは、
本来の暮らしの豊かさを手に入れること。
里藝大學は、そんな里山の知恵と技を、現代に生きる私たちが体験を通して受け継ぐための学び舎です。第一講座となる「小さな小屋を建てる」では、地域資源や自然素材で暮らしをつくること、地域での循環を生み出すこと、そして本来の豊かな暮らしのことを、あらためて見つめ直す機会にできればと考えています。

京都・亀岡保津川公園
京都府亀岡市 JR亀岡駅北側
JR京都駅からJR嵯峨野線で亀岡駅へ。亀岡駅から会場までは徒歩約5分。
京都縦貫自動車道「亀岡IC」より約10分。駐車場はありません。近隣の有料駐車場をご利用ください。
※できるだけ公共交通機関をご利用ください。