楽器づくりには、「捨てられるはずの竹」
を活用しています

今回、楽器づくりに使う竹は、楽器のために新しく用意したものではありません。亀岡市内の放置竹林を整備するなかで伐採された竹を活用しています。放っておけば竹林はどんどん広がり、里山の環境にも影響を与えてしまう。だから地域では竹林を整備し、竹を伐採しています。でも、切った竹は、そのまま「いらないもの」として捨てられてしまうことも。
「捨てられるはずのもの」が、
子どもたちの「宝物」になる。
捨てられるかもしれなかった一本の竹。それを子どもたちが自分の手で切り、削り、組み合わせてみると——竹が、楽器に変わります。自分でつくったから、少し形がいびつでも愛着がある。鳴らしてみると、一本一本、少しずつ違う音がする。


竹から、音楽へ。
音楽から、思い出へ。
思い出から、亀岡の未来へ。
自分でつくった楽器を使って、緑化フェアのステージで演奏を披露する。たくさんの人の前で演奏をする。その経験をした子どもたちが、いつか大きくなって、この時の経験が自信に繋がったり、誇りに繋がったり、「自分を育んでくれた亀岡っていいまちだな」と思ってくれたなら。さらにその子たちが、次の亀岡をつくる人になっていったなら。竹林から始まった小さな循環は、世代を超えた大きな循環になっていきます。







